広告をクリックする人はどれくらい?
インターネットを使用していると少なくとも1日数回以上は画面に出てくるであろうもの、それが「広告」です。
この「広告」、人によっては「ウザい」とか「さっきアクセスしたサイトの広告が出てくるしちょっと怖い」など、ネガティブなイメージを持つと思います。
広告を出す側としては「自分の売りたいサービスに関心を持ちそうな人に出来る限り広められる」というメリットがあります。そして実は逆を返すと受け手側も「自分がもしかしたら関心を持つであろうものが広告に出る」可能性があり、うまくハマればお互い得するのがこの「広告」というものなのです。
さて、本題。この「広告」いったいどれくらいの人が実際にクリックしているのでしょう。
今回は2つの広告タイプに絞って2問、Twitter投票機能を活用しアンケートをとりました。
問:「検索エンジンで検索結果画面に出てくる広告をクリックする事は」
「ブログやニュース面などの記事途中やサイドバーに出てくる広告をクリックする事は」
選択肢:よくある、まあまああるorあまりない、ほとんどない
ちなみに検索結果画面に出てくる広告とはこのような、「検索連動型広告」と呼ばれるものの事です。
記事途中やサイドバーに出てくる広告は「ディスプレイ広告」と呼ばれる、このようなものを指します↓
※画像でなく、本当に広告を入れてます。笑
さて、早速調査結果を発表します。
調査結果から見える厳しい現実
アンケートの結果は下記のようになりました。
検索エンジンで検索結果画面に出てくる広告をクリックする事は
— 横山明日希-数学のお兄さん- (@asunokibou) November 21, 2015
ブログやニュース面などの記事途中やサイドバーに出てくる広告をクリックする事は
— 横山明日希-数学のお兄さん- (@asunokibou) November 21, 2015
2つの広告、ともにほとんどの人が「あまりない、ほとんどない」と回答しました。言葉の定義はあいまいな表現になっており、実際どのラインから「あまりない」としているのかは人それぞれであることに注意ですね。この結果を見て「クリックする人ほとんどいねーのかよ」と判断するのはちょっと違うと思います。とはいえ、なかなか圧倒的な票差となりましたね。
ここから言える事は色々とあると思いますが、WEBマーケターをやっている身としては、
・広告だけですべての人にアプローチしようとするのは非現実的だ
・もっと広告の配信ロジックの精度をあげていく事が必要だ
・今みたいにひたすら広告を沢山載せる事が正しい事なのだろうかの検討が必要
と思います。モノを売りたい側と買う側、これらを繋げていくためにはまだまだやれる事が沢山ありそうですね。
書いている人のプロフィール

横山明日希(@asunokibou) 数学のお兄さん。理系、恋愛、WEBの3本柱でイベント開催やコラム執筆など。キーワードは「日常に科学を、人生にワクワクを」「世の中のミスマッチをなくす」「掛け合わせればナンバーワンになる」 詳細プロフィールはこちら